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同人即売会で呼び込みをしなくて済むようになる、その3つの代替案。

投稿日:2017年3月31日 更新日:

声かけで尻込みする、わりとシャイな人も多いんです。こんにちは、タチやん(@mofday)です。

ぼくは呼び込みが恐ろしいほどへたくそで、呼び込みをかけた方は98%くらいブースから避けていきます。
また以前、一般参加者としての目線でサークルさんを見た時に『近寄りがたい雰囲気』はこんなカンジだったという記事を書きました。
即売会で近寄りがたいサークルスペースの、5つのパターン

ここでは「だいたい参加者は「自分が求めていない作品に関しては」無関心である場合がほとんどです。そこにけたたましい呼び込みがきたとしたらどうでしょうか。意識としては『無関心』から『近寄りがたい』方に動くことでしょう。」と書いていましたが、実際にこういう迷惑になるほどの呼び込みがあった時に何が起こるかをちょっと書いてみたいと思います。
その上で、呼び込みの代替案を提示してみます。

うるさい呼び込みでかえって客足が遠のく

わりと日本人の特徴かもしれません(違ったらすみません)が、こういった呼び込みに対してちょっと関わりたくないと尻込みする・シャイにも近いところはあるかなーと。
サークルで呼び込みをしている人も、逆の立場になった時を想像できれば、心理的に近寄りがたい雰囲気を出してしまっているのがわかりそうなものなのですが……

純粋に目立つために?

じゃあどうして「呼び込みをする側になった時に、声が大きくなってしまう」のでしょうか。
それは単純に"目立つ"効果があり、それこそが強みだと錯覚してしまうからだと思われます。
この場合の目立ちは"悪目立ち"で、殆どの場合は逆効果であることが見えずに……

目立ち方にも、良い方法と悪い方法があることを認識するべきです。

「見て!」と強要することで反発したくなる

人が自分の自由を、外部から脅かされた時に生じる、自由を回復しようとする動機的状態のことを心理的リアクタンス(リアクタンス理論)と言うらしいです。
また他にも、説得者の意図した方向とは逆の方向に説得された者の意見や態度が変わることを、ブーメラン効果という話もあります。
いずれにせよ、呼び込みによってこれらの心理現象が引き起こされるというのはあるそうで、その度合いが強い→呼び込みの程度が大きいほど、そういう逆効果をもたらしていそうです。

呼び込みをしている側からすれば、そういった強要という意図はない!と言いたくなりますが、問題はあなたの意思ではなく、周囲からどう思われているかなのです。

こんな弊害もあるのでやめてほしい

一般参加者の方が「そこには近寄りがたい」と思いますよね。その近寄りがたいというのは「呼び込みをしているサークルの周辺」つまり、少なくとも両隣のサークルさんにまでは影響を及ぼしていると思ってください。
誰しも自分がサークルスペースでやりとりしている横で、やかましい呼び込みをされていたら……迷惑ですよね。

ではどこまでが「やかましい」呼び込みになるのか?
スペース内で時折「どうぞー、見ていってくださいー」とちょっと呼びかける程度ならば全く問題はないと思います(効果もないとは思いますが、ぼくは即売会においては呼び込みそのものの効果を疑問視しています)。
以前問題になったこちらの話では、スペース外に出てビラ配りや呼びかけをしていたみたいで、それはもう問題外ですね。
迷惑な呼び込みをするサークルについて - Togetterまとめ

ハッキリとしたラインは提示できなくて申し訳ないですが、まぁ「隣のスペースでやりとりしている人たちのお邪魔にならない程度」というあたりがキモになると思います。

呼び込みをしないで済むためには?代替案を3つほど。

呼び込みをしてしまう心理には恐らく「自分たちのサークルが注目されていない!参加者の方が寄り付かない!」という所からくると仮定して、そのためにできることを提示してみます。
頭に置いて欲しいのが、よほどの大手サークルでもない限り即売会において、会場に来られる方の多くは自分のサークルの存在を知りません、ということです。そこについて考えればある程度答えが見えてくると思います。

サークルスペースの陳列・飾り付けを綺麗にする

これは自分のサークルの存在を知らない人に向けてのアプローチで、呼び込みを一切せずともサークルスペースの存在感そのものが営業を担ってくれるというパターンです。
作品の世界観にあった雰囲気作りでもいいですし、多くの作品を陳列してお祭り感を出すのもいいでしょう。
「自分のところは1作品しか用意できていない!」という所でも、前者の雰囲気作りで注目されていたサークルさんを実際に見かけました。

夕立ノート|同人即売会の陳列・設営について、具体的な方法を考えてみよう
EX-NOTES|同人イベントで成否を握る、サークルの「陳列」についてのお話

異性の売り子(レイヤーさんだと尚面白い)さんに手伝ってもらう

異性の、というのがわりとポイントで、男性売り子さんの場合だと時折女性のサークルにやってくる厄介な"客"を除ける効果があったりします。
女性の売り子さんだと男性の(特にソロ)サークルの売り上げが向上したという噂も聞きます(ぼくのところが実際そうでした……)
また、作品に関係したコスプレをするレイヤーさんでしたら、それだけでアピール効果はあるでしょう。

あとイベントに慣れている売り子さんがいると、それだけで頒布にまつわる対応が楽になりますよね(イベント慣れしていないと逆に大変になる場合もあります)。

EX-NOTES|同人イベントで売り子さんを呼ぶ方法と忘れてはいけないお礼とマナーの話

事前の告知を周知させる

作品の紹介サイトを作っておく、クロスフェードやデモを公開する、動画サイトやSNSにも公開する、ネットラジオやニュースサイト・掲示板等を利用する……
M3であれば『友の会ニュース』がありますし、今では『同人音楽超まとめ』が事前の告知を拾ってくれたりします。

また今後ありそうな動きとしては、七幻シュトラーセのMr.ASK様がこのようなことをされているそうです。
七幻文書|同人音楽専門の高品質なニュースサイトを作ろう

七幻シュトラーセのMr.ASK様が、同人音楽のニュースサイトを立ち上げられました!マンパワーで巡回して更新されているみたいです。
同人音楽サークルに関する最新の情報を発信するWebマガジン 「Doujin Music Journal」

インターネットを使って考えられる手段を、できる限り利用しましょう。
近未来的音楽素材屋3104式|あなたの同人音楽をM3等のイベントで売るための戦略
EX-NOTES|Twitterで宣伝するときに覚えておきたい、みんなやってる基本テクニック

そもそもとして、呼び込みのやり方(質)を考える

R3Magazineのコラムに寄稿していただいたものが詳しいのですが、呼び込みによって得られる効果と目的をしっかりと意識するべきです。
R3Magazine | 「5分で劇的に変わる同人即売会の呼び込み」

では、呼び込みとは何を目的してするものなのでしょうか。それは単純に「より多くの人にCDを買ってほしいから」ではありません。呼び込みの本当の目的は「あなたの作品を手に取りたいと思う人に対して、しっかりと作品を届けること」なのです。

呼び込みの質を改善することで、本来の呼び込みで得られる効果が出るということですね。呼び込みをやろうって思うのでしたら、やり方が大事です。

例えばサークルArk of Phantasmさんの場合ですと、こんな呼び込みをしています。
「社畜生活にお疲れではないですか?」「メロスピあります」
これは進撃の社畜2という作品を頒布されている時に使われたフレーズ(と、後者はArk of Phantasmさんの売り文句ですね)なのですが、これだけで結構みんなの興味を惹く呼び込みになっていると思います。

まとめ

呼び込みということをするのはそもそもが「注目されてない」のをどこかで自覚しているというところから、注目されるための代替案も提示してみました。
同人即売会においては呼び込みという行為そのものがとても相性の悪いものと思っておりますので(反論は受け付けます)そこに行きつかないようにするため、どういった原因があるかとそれを潰していこうという考えですね。

特に自分だけでなく周囲にも迷惑をかけてしまえば、後々サークルの悪い噂として流れてしまうこともあり得ますので肝に銘じておきましょう。
悪い噂は怖いほどあっという間に広がって、悪印象が染みついてしまえば作品の売り込みどころではなくなりますからね。

実はぼく自身、呼び込み自体はこんな風に否定されるようなことがあってはいけないと思っていて、みんなの呼び込みの質がよくなっていってこの記事(呼び込みをやめようという話)が否定されるようになっていけば、流れとしては理想かもしれないですね。

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