エッセイ 創作

価値と価格と、その返し方についてのお話

2016/12/01

骨なしチキンのお客様とはぼくのことです、タチやん(@mofday)ですこんばんは。今日も寒いのでHOTな話で盛り上がりましょう。割と体育会系なメンタルの人が喋る内容なので、苦手な方はブラウザバックした方が精神衛生上よいかもしれません。それではいきますよ。
今回は価値と価格と、その返し方についてのお話です。

SNSで散見される、受け手VS生産者のやりとり

よく◯◯円で売り出されてるモノを「高いw」と文句をつけられることに対して、「このモノはこれだけの手間がかかっているのでそれだけのことをお前がやってみせろ」と返す生産者の話を見かける。

ここでいう生産者はクリエイターも農家もプログラマーもサービス提供者も何もかもひっくるめて言っている。ついでに言うと、ここで槍玉にあげられている受け手は大体がいわゆるウェイ系もしくはDQNと称されるタイプの人だ。

この返しをすると大抵の人が"黙る"らしいのだが、同時にお互いそのモノの価値を確かめることができなかった、要するにモノを買ってもらえなかった時点で負けだ。

黙らせてどうする。

そこはモノの魅力を伝えて買わせるところでしょうが。

「高いw」と言われて腹が立ったのはそうだろうとして、そこでこっちが相手を叩きのめす構図はスカっとするでしょう。事実、その手の投稿は多くの人にシェアされいいね!をされています。

もう一度言う。
黙らせてどうする。やりこめてどうする。

モノは価値を認められて、価格に納得する

ぼくたち生産者は、ほとんどの場合は作ったモノに対してなんらか価値を持たせて価格を付けて売り出しているはずである。前述した"返し方"は、その価値の事実説明をしているに過ぎない。
そして、うまくすれば買い手になるかもしれなかった人を遠ざけてしまうような返し方をしてしまった時点で、価値を売ってるこちら側の負けなのである。

どんなに素晴らしいモノであれ、買い手がそれを「高い」と思うのならば、それは買い手がそれだけの価値を単純に感じていなかったか、本当にお金がなかったかのどちらかだ。

とはいえ価格は価値と創り手を守る役割もある

先の「高いw」と文句をつけた受け手に、本当に創り手がモノ・価値を売りたかったのか?というところから考え直すべきかと。
ちゃんとしたモノの価値を見出だせない人に、無責任にモノを売りつけたら、後から難癖をつけられたり粗末に扱われたりする不幸も在り得ます。
見出しのとおり、価格を設定することでそれは価値と創り手を守ってくれます。

そんなもの買った人の自由でしょうがと言われたらお終いですが。

むすび

買い手に見る目がなかったと言えば相手に責任を押し付けられるが、まずこちら側が「どうすれば価格に見合うだけの価値を認めてもらえるか?」を考え直してみるのはひとつの手であると思う。
そこまでやって買ってもらえなかったのなら、それは買い手に見る目がなかったと言えるのだから。

とはいえ、最近なんだか価値の買い叩きって多いですよね。

まずはぼくたちモノづくりをしている人々から、意識のあり方を変えていかないと、ぼくたちの価値観まで壊れていってしまいそうです。

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