自分の曲を書くときの手順を振り返ってみる(タチやんの場合)

DTM
geralt / Pixabay

Auramorteの蟻坂さんの記事に乗っかる形で書いてみました。こんにちは、夕立P(@Yu_dachiP)です。

最近(というワケでもないけど)ずっと音楽系の話から外れて文具だの思考メモだのばっかり書いてきたので、すっかり音楽やってる人だと思われていない恐怖と、つい昨日新曲を出したのにレスポンスがサッパリすぎて「あー……w」ってなったので、ちょっと危機感を抱きつつ音楽ネタを書いてみます。
やってることのメインが音楽なんだから、そこからいつまでもズレてちゃダメだし。

というわけで、ぼくの作曲手順を自身の確認の意味も含めてざーっと書いてみます。あくまでぼくの場合ですね。

あ、新曲作ったから聴いてね。メランコリックなVOCAROCKだよ。
【KORG Gadget×VOCALOID】REGRET【巡音ルカ】

作曲の制作手順

ぼくはわりと歌モノ(ボカロ起用)とインストモノの両方を書いているのですが、どちらもほぼ同じ手順で書いているのに気が付きました。
なので手順については作詞と歌唱の調整あたり?その前段階までは同じ手順ということを先に言っておきます。

1.音色選び

まず作りたいと思った曲で使う音色を選んでいきます。リフもリズムもメロディーも作る前にまずここから固めちゃいたいタイプなんです。
というかどれも音色ひとつで映えるリフだのリズムだのメロディーだの変わってくると思っているので、これから始めないとロクに組み立てられなかったりします。

2.リフ作り

ぼくは割とバンドサウンド畑の人(リスナーとしての耳がそっち方面出身なもので)で、リフで展開していくものをよく聴いていたので、その癖からリフを組み立てていきます。
完全に個人の主観なんですが、ギターのリフは特に引き出しの多さが求められると勝手に思っていますね。
とりあえずリフが浮かべばヴァース・ブリッジ・コーラスでどういう展開をさせていくか(何故か)わりと勝手に浮かんできます。

3.コード展開感とベースラインを同時に作る

なんで「コード展開”感”」と書いているかというと、ぼくは恥ずかしながら音楽理論がまだ全然わかっておらず(染みついてはいるんでしょうけど)感覚でこの辺をやっつけているからなんですね。
コード(だと思われるもの)を決め打ちするか、ベースラインを先に書いてしまうかは先に浮かんだ方をやっつけています。
ちなみにベースラインは割と動かしたいタイプです。

4.リズムパターンを組み立てる

ドラムの打ち込みをしてしまいます。昔は最初にリズムパターンを組んでいたんですが、メトロノームを使うようになってから後手に回すようになりました。
曲のノリをベースラインと共に作っていく要素なので、曲のイメージがある程度出来上がってから作る方がぼくとしてはしっくりくるカンジです。
フィルとかで遊ぶのが楽しいのと、色んなジャンルのノリを持ち込んでガチャガチャやっているので、作曲してる中でもしかしたら一番楽しいかもしれません。

5.ウワモノなど曲のアレンジ

メロディ(特に歌モノのボーカル)とかを作るより前に、こっちの方を打ち込んでしまいます。
曲のひっかける部分とかもこの段階で作ってしまいます。
歌モノだと特にボーカルを乗せるなら面白い曲でやった方がノリノリで進められるので、この段階でやるのがぼくにとってわりかし重要っぽいです。

6.メロディー

ここまできてやっとメインのメロディーを作ります。曲がカッチリ決まってる段階でやらないと個人的にはしっくりくるメロディーが作れなかったりするので、最後の方になってしまいますね。

7.作詞

歌モノの場合のみの作業です。「耐えの作詞」ですはい。浮かばない時は本当に浮かばないですねコイツは……
大事なのは最初の書き出しで、そこで全てが決まるカンジです。書き出しができた衝動で残りも一気に書き上げてしまいます。ここで躓くと絶対完成しないので、その歌詞はボツにします。
歌で言いたいことがあまりないせいか、ここで苦戦しますね。やっぱり哲学が大事なんでしょうか。

8.(調声)・ミックス・マスタリング

調声はボカロを使ってる時だけ。あまり深くいじるとかえって不自然な歌唱になってしまうヘボなのでここはそこまで弄らない。
ただし子音分割とかはやっていることが時々ある。あとどうしても不自然な歌唱になってるところは波形で直しちゃったり。

ミックスはアレンジの段階である程度、平行してやりながらなのでこれもミックス段階!っていうほど意気込んでやってることはあまりなかったり。
オートメーション書くとかも一緒にやってるし。時々、必要に応じてEQやコンプ弄ってるくらい。

できればやりたくない作業……ってわけでもなかったり。なんせ「スーパー俺の曲かっこいいタイム」に入るのがだいたいこの作業をしている間なので。
ミックスが上手いとそれだけ曲の輪郭が鮮明に見えてくるので、上手い人は純粋に羨ましい。

むすび

ぼくの場合はこんなカンジ。最初の音色選びとリフが浮かべばわりとあとはサクサク書けちゃうけど、そこで詰まるとダメなタイプです。
だいたいどんな曲でも似たような手順・方法で曲を作ってるかなあ。

というわけで、興味があったのでまねっこしてみました『自分の曲を書くときの手順を振り返ってみる』です。
とりとめのない話というのはまぁいいじゃないですか。人の作業の作法とか見てて面白いこともありますし。

で、ここちょっと大事なところ。主犯(言い方)の蟻坂さんから以下の提案があります。

……で、ここまで読んでも特に何も得ることがないと思うので、ひとつ提案。
同じ記事タイトルで、(自分の場合)に置き換えて、あなたの場合の手順を書いてみてよ。

人によって手順が違うことを色んなところから可視化出来たら、コンテンツとして価値が出てくる気がするんだよね。それぞれの記事にリンクを貼ればたどるのも簡単だし、Twitterみたいにどっかいっちゃったりしないし。まぁ僕が個人的に読みたいだけなんだけど。

興味あったら真似してみて。リンクも貼り合えるからページランクも上がるよー。

ぶっちゃけこの一文でぼくもまねっこ記事を書いたわけですが、もののついでにそこのあなたもいっちょ書いてみてはどうですか?

他の方の場合

Auramorteの蟻坂さんの場合(主犯)
yellow_lineさんの場合
とーずさんの場合
KAIさんの場合

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