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あなたの同人音楽を手に取ってもらえるような、親切な特設サイトの作り方

投稿日:2016年12月22日 更新日:

もうすぐコミケですね、同人作家の皆様、進捗はいかがでしょうか。こんにちは、タチやん(@mofday)です。
今回はタイトルでは同人音楽向けと謳っていますが、応用すれば他のジャンルにも使える"同人作品の特設サイトの作り方"について簡単なポイントを押さえられるよ!という部分についてお話します。

作品を多くの人に知ってもらおう

せっかく作ったあなたの作品、わざわざイベントに出向いてまで公開するということは、あなたはほぼほぼ「自分の作品を多くの方に知ってもらいたい」という前提でお話させていただきます。
たま~に「いや、自分はひっそりこっそりやっていければいいんだ」と言いながら大勢の集まるイベントに出展される方がいるのですが、そういう方は今回は対象としません。

で、多くの人にイベントの日にスペースに訪れてもらうためには、その前段階として作品について・サークルについて知ってもらってないと結構厳しいです。
もちろん、中身をよく知らないけどジャケットに惹かれてとかコンセプトに釣られてとか、あとコンピや合同誌でしたら「そういえば参加者に知ってる人がいた」から買うとかがあり得ますが、特に個人作品の場合でよくわからない作品を手に取るケースは中々ないです。

そのために、ネットを使って事前に作品について受け手に知ってもらう必要が出てきます。

じゃあ特設サイト作るよ!あれ、でも作品についてよくわからないぞ?

時間をかけて、本業ではないWebサイト構築をして、さあ作品の宣伝をするぞ!となっても、特設サイトを見ても「なんだかよくわからないぞ?」というケースが時折あります。
作者の熱意が空回りして、受け手が知りたい情報がほとんど入ってこないというパターンです。
こういう作りのサイトは非常に危険です。なんせサイトを見た段階で作品について興味が薄れてしまうので、現地でも作品を手に取ってもらえないという事態に陥ります。

「Webサイトは24時間働く営業マン」という言葉を見かけたことがありますが、ぼくはこれに100%同意で、有能な営業マンをつければ特設サイトはとても良く働いてくれます。売り上げに貢献してくれます。
しかし、うまく機能しない下手な営業マンを雇ってしまったら……しかもそれが24時間、本人は頑張って営業をかけているのに結果が出せないとしたら……最悪ですよね。

今回はこれを回避して、最低でも「受け手が知りたい情報について」発信する特設サイトの作り方について説明します。

受け手が欲しい情報って?

例えば音楽作品でしたら『ジャンル』『作品のコンセプト』コンピレーションアルバムでしたら『参加しているコンポーザー・アレンジャー』アレンジ作品だったら『アレンジの出典元について』といった情報が最低でも欲しいです。
マンガ本に置き換えれば「合同誌の参加者」とか「作品のネタ元」とかですね。

作品の基本的な情報について掲載しよう

作品について「デモの前におおまかな情報がわかる」ようにしましょう。

作品のコンセプトは「とにかく壮大な曲をテーマに据えました!」「異世界のよくわからない不気味な雰囲気作り!」とかそういったものです。この辺は後述するキャッチフレーズにも関わってきますね。

参加者については代表作がすぐに分かるようだと「あ、この作品は知ってるぞ」となって人を引き付けやすいです。

コンピ作品だと省略されがちなのですが、ジャンルについては最重要だと思います。受け手はいわゆる「雑食です!」と自称する人でも「じゃあこの作品はどういう毛色のものなのかな?」というのを見聞きする前から知りたがってたりします。
これがわからないといちいち見聞きするのも面倒で、現地で言うなら視聴や立ち見が億劫だったり怖がったりして避けていくということになります。
「見れば・聴けばわかる」というのは基本的に通用しないと思ってください、その前段階で多くの人が弾かれます。あなたが職人気質でそういった人を弾きたいのでしたら話は別ですが。

あと結構忘れられがちなのが、作品の頒布価格やイベント終了後の通販状況についてです。これらを掲載することで、イベントにおいて金銭面で不安の多い学生さんあたりに特に安心感を持たせることができます。
金銭的に余裕がないと作品からも手が遠のいてしまうのは事実としてありますので……
同人イベント前告知で頒布物の価格が書いてない問題について考えてみたらあまりデメリットがなかった(でもできれば書いて)。

作品の雰囲気がつかめるデモや見本を載せよう

次に、作品のおおまかな雰囲気がわかるデモが必要です。ここまでは「受け手の不安感を取り除いて作品に触れやすくするための段階」だと思ってください。
デモはSoundcloudやYoutubeなど、アカウントを必要とせず誰でも見聞きできるところが良いでしょう。Soundcloudだとフツーの方はサイトの存在すら知らなくて「なんだか怪しい外国のサイトなんじゃないか」と疑われる可能性もなくはないので、外部プレイヤーを貼っておくのをオススメします。
YouTube動画ならそういう心配もなくていいですね。ただ基本的に動画なり静止画を作らないといけないという手間はありますが……
ニコニコ動画は広告を打ちやすいシステムがあるのでその面ではいいのですが、なにせ会員登録をしたうえでプレミアム会員じゃないとロクに動画を視聴できないのが痛すぎます。
マンガやイラストであればpixivが最大手ですけど、わざわざそこに載せなくとも特設サイトに簡単に貼り付けられると思うので、手っ取り早い方法で構いません。

サイトの雰囲気をよくするキャッチフレーズ・ライナーノーツを書こう

情報量の少ないサイトでもシンプルでいいのですが、制作時にこういう所を頑張った・感じていたみたいなライナーノーツを書いたり、作品を象徴するキャッチフレーズをサイトに載せておくと雰囲気として良いカンジになります。
ライナーノーツについてはブックレットに同封でもいいのですが、こういう所にも置いてあると製作者の意図に近づきたいタイプの受け手にはウケます。

特設サイトを手軽に作るには?

今では様々なWebサイト制作サービスがありますが、いくつか紹介します。

Tokusetsu3
Tumblrというブログサービスのテンプレートを利用する形になります。見た目にもスタイリッシュなサイトを作ることができます。

Wix
こちらもスタイリッシュなサイトを手軽に作れるサービスです。ですがちょっとサイトの表示が重たくなるのでSEO的にはあまりオススメしません。

Jimdo
ランディングページ(ページ1枚で完結するタイプのもの、ここで言うと特設サイト)というよりは自身のサイトを作るという方に向いているのですが、Webサイト制作サービスの中でも手軽なのでこちらも紹介します。作品が増えてきている方はポータルサイトとしても使うといいかもしれません。

頑張って自身でWebサイトをコーディングするとか、WordpressみたいなCMSを使ってサイトを作るという手段もありますが、今回はあくまで手軽にという方針なので紹介しません。

まとめ

要するに「作者のひとりよがりな自己満足のページ」ではなく「受け手が欲しがりそうな情報」を揃えて特設サイトを作ろう、という話でした。
製作者は同時にアーティストでもあるのでどうしても「自分の表現したい!」というところに目が行きがちですが、こうやって受け手目線に立ってサイトを作っていくと
前述したような"機能しない下手な営業マン"が24時間働きまくる最悪なサイトは逃れることができます。

作品への思いが熱く湧き上がるのはわかるのですが、ちょっとクールダウンして目線を変えたサイト作りをしてみてはいかがでしょうか。

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