印象的なアルペジオフレーズの、簡単で楽な作り方。

DTM

先日発表した曲が既存のとある曲に似てるとコメントがあったので、その曲を聴いてみたら唖然としてしまった夕立P(@Yu_dachiP)ですこんばんは。
今回はその楽曲で一番最初に作った(というか浮かんだ)印象的なピアノのアルペジオフレーズの、個人的な簡単で楽な作り方を紹介してみます。ああ、なんかはじめて「ちゃんとしたDTMer」っぽい記事を書くかもしれない!!

あ、その前に曲を聴いてくださいお願いします()

ではいきますよ。今回はピアノのアルペジオフレーズを作ったのでソレで解説してみます。

出来上がったモノがこのフレーズです。

単純な上下するノートの流れを作る

いきなり種明かしな画像を作ってしまいましたが分割するのもめんどくさいので最初にば〜ん!と貼り付けちゃいます。

見て分かる通り、左が元々の音の流れ、右がそれを複雑化したものです。
最初はなんとな〜くでいいので音の上下する流れを作ってしまいます。このフレーズの場合は基本的に登っていって最後にちょっと下る、って感じです。どう動かすかは皆さんのお好みでどうぞ。

上下の流れを作ったものを複雑化してみる

前述の画像の右側ですね。ノートを短くして上下する流れを複雑化したり、リズム感を変えてやったりします。
今回の本番で使ったフレーズでは「テーテレテーテーテレテレ」みたいな感じ(伝われ)でフレーズにリズム感を出しました。
リズムでもノートの上下具合でも緩急をつけてあげるといい感じに仕上がります。

ひたすら使いまわす

そして出来上がったフレーズをこう使いまわします。

アルペジオフレーズの印象は、バックで鳴っているコードによって左右されてくるので、コードに気をつけていれば実はあまり使いまわしが気にならなかったりすることもあったりします。場合によりけり。

アボイドノートに気をつけるなら

考えなしにテキトーにコレを使うとアボイドノートに直面することがあります。ぼくのことです。それを避けるならダイアトニックコードでアボイドに気をつけて構築していくといいでしょう、とアドバイスをいただきました。

ペンタトニックスケールが繰り返し系フレーズで多用されるのは和音がⅤ7(Ⅲ7)の時にⅠ(Ⅵ)の音で発生するアボイド以外にアボイドノートが存在しないためと考えています

厳密にはⅢやⅦでもⅠはアボイドですね

ですって。理論の勉強って大事ですね!!(ぼくは勉強的にはやってない人なのでダメです)


見てください、この潔いまでの使いまわしっぷりを。ここまでやるとあざとい域にまでなりそうですが、わりとそこには突っ込まれてなかったので、使い所さえ間違えなければ1小節分のアルペジオフレーズの使い回しでも意外と大丈夫だったりするのかもしれません。マネして責任は負いませんが()

逆算して、とある曲のアルペジオフレーズを単純化すると


こうなります。とあるゲームの(たぶん)超人気曲のアルペジオフレーズなんですけど、単純化するとこんな感じだと思います。

まとめ

大体の音の流れを作ってから、リズム感やフックを効かせながら組んでいく、というやり方の紹介でした。
タイトルに書いてあったように、本当に簡単で楽に作れるかどうかは置いといて、こういうやり方もあるんだなと一個人の手癖として見ていただけたら幸いです。

みんなぼくより曲作るの上手いから、こういうの書くとすぐツッコミが来そうで怖かったんですけど、まぁそれはそれで。

コメント

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