“A”プロジェクト(仮題:2018/4/05時点 草案、随時更新)

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『Aの音とは何か?』

「募集にあたって、基本的な内容」

「A=ラ」の音が1音でも入っている、作曲者自身の書き下ろしオリジナル楽曲を扱ったプロジェクトです。募集の時点で参加希望者の方には、プロジェクトの意図すること・真意をお伝えします。その真意に賛同していただけたうえで参加をお願いします。

「プロジェクトの方向性」

作曲の初心者から中・上級者まで、気軽にプロジェクトに参加するきっかけを作り、特に初心者の方にはそういった経験を積んでいただくことにより今後の制作のモチベーションアップにつながるようなプロジェクトにしたいです。初心者の方々については純粋に「ラの音」が入っているだけで楽曲参加について問題ないように、気楽に構えていただきたいです。
ただ、中・上級者の方々については、そういった方々の標となり、また後ほど伝えるプロジェクトの真意についての解釈をそれぞれに委ねますので、それを汲んだ楽曲制作をお願いします。

「プロジェクトの真意」

Aの音、ラの音とは何か?オーケストラにおいてチューニングは、オーボエがAの音を出すことから始まります。そう、Aの音はチューニングの音です(厳密に言えば440Hzないし、近代では442Hzの音が採用されたり、吹奏楽においてはB♭の音を採用したりするそうなのですが、それだと混乱や楽曲のレギュレーションが厳しくなりそうなのでここでは「Aの音、ラの音」とします)。

このプロジェクトは参加者全員を”楽曲”とし、その制作者一人ひとりをそれぞれ”楽器と奏者”に見立て、調和の取れた楽曲を観衆(受け手やシーンの方々)に聴かせることを目的とします。例えばシーンにおいても悲観的な主題が奏でられる場面もあるでしょう、ですが、当プロジェクトの主旨としては最終的に、楽天的で希望に満ち溢れたファンファーレを奏で、観衆に聴かせることにより歓喜させるのが第一目的、その裏で支えるAの音・チューニングの音に気がついて欲しいという願いです。

我々人間は、信頼や愛情で結ばれているべきです。強制や恐怖で縛り付けたり、不安や悲しみで不協和音を奏でそれを伝搬することは望まれません。今、我々に必用なのは”調和”なのです。それを出来る限り広く伝えることをさせていただきたいです。

今回の『”A”プロジェクト』コンピレーションについて

調和のコスモス陣営と、混沌のカオス陣営に分かれて楽曲を制作していただきます。
この世界は、調和だけでは成り立つものではないということもあります。その中で生きられない・居場所がない者もいます。そういった方のために混沌……カオスという存在も必要ではないか?という思いから、カオス陣営の存在もあるべきだと考え、2陣営によるアプローチを考えております。

「プロジェクトの仕様」

BandcampにてWebダウンロード販売形態とします。少部数ですがCDないしCD-R、ダウンロードカードも製作予定です。
またこれらの頒布価格は全て、価格破壊にはなりますが「100円」とします。無償頒布にしないのは「少額であってもお金という対価を支払うことにより、あなたの音楽を聴いている時間という価値は無価値ではありません」という、作品へ向き合っていただくための価格設定です。

「作曲者各位のコメントについて」

ジャケット・カードやテキストデータに記載、またWebサイトにて公開させていただきます。一言でもなにか作曲者からコメントをいただきます。

「楽曲提供者を募る方法について」

基本的には主催の周囲ではありますが、その中で協力をいただける方(主催の手が及ばない範囲にリーチができる方)にもプロジェクト募集の協力を仰ぎたいです。特に普段M3とは縁のない、ライブハウスのような場所をメインに活動されている方をも巻き込みたいです。そうすることで、プロジェクトに参加することそのものが、楽曲および作品を知らない人へのリーチができるというメリットを生み出せるかと思います。

参加を募りたい人の例

  • 高校や大学の作曲サークルの代表者、およびサークル関係者の方々
  • M3とは縁のない・なかった、ストリートミュージシャンやバンドマンの方々

参加募集のために、ストリートミュージシャンやバンドマンの方々向けにプロジェクト募集についてのフライヤーを製作予定です。説明もしやすいので。

「開催時期について」

タイミング的には2018年M3秋、もしくはそれ以降を予定しています。比較的、長期的なスパンで準備していけたらと考えております。もしくは時間さえ長期的にとれれば、イベント合わせでの開催でなくてもいいという考えもあります。

「楽曲の権利について」

プロジェクトの初頒布直後に、楽曲の権利は作曲者に帰属するものとします。ただし盗作等の問題が発覚した場合の即座に対応するために、配信停止・アルバムからの削除等については主催者の権利とさせていただきます。

「マスタリングについて」

基本的には各自でお願いします。プロジェクトとしての基準もあえて設けません(参考とするならCD音源にした際のマスタリング状態ですが、それも特に初心者の方の勉強という意味合いもあります)。たとえ音が割れていたりしたとしても、指摘はしますが最終提出版をそのまま収録します。その意図はミックス・マスタリングの上手い下手を参加者も比べて、経験にするという意味合いと、楽曲が多数の応募があった場合、マスタリングにかかるコストを削減する考えがあります。
ただし初心者の方に関しては、参加確定の時点で希望者のみマスタリングをこちらでやります。その場合、納期が多少前倒しになる可能性があります。

「楽曲のレギュレーションについて」

ひとり1曲、曲尺は2~5分程度(案2を採用するならばこの基準は不要?)、インスト・歌モノ両方受け付けますが、権利問題をクリアにするため音声合成(VOCALOIDやUTAU、Cevio等)を用いた楽曲は受け付けできません。
また参加については、一名義で一楽曲とします(一人ではなく、あえて一名義です)。

「提出形式」

参加者各位でマスタリング状態、16bit 44.1kHzのステレオwavファイルで提出。

「報酬について」

金銭的な報酬は申し訳ないですがありません。あくまで主旨に賛同していただき、基本的には金銭的な報酬がないことを承知していただける方にのみ参加していただきたいと思います。
(物理媒体で作品を制作した場合の補足)
参加者には完成品を予定として3~5枚ほどお渡しさせていただきます。

「発生した売上について」

次回のコンピレーション制作や、私夕立P(@mofday)の企画・運営している『R3Magazine』及び『News Speaker』の運営費といったことに充てさせていただきます。

「物理媒体を作った際(プレスCD、CD-R問わず)、国立国会図書館への寄贈について」

完成品は国立国会図書館へ寄贈します。この際、関東と関西の両方に置いていただくために完成品を2枚寄贈する予定です。

「Aプロジェクト(仮題)のブランド化・100作品制作計画について」

以上の主旨、規格に則っていれば、他の方もAプロジェクト(仮題)の名前を冠してプロジェクト作品を制作してもよい、とします。”100作品制作計画”と称しましたが、それこそプロジェクトがひとつのブランドとして、そしてそれを誰でも作れるものとして定着させたいと考えております。頒布価格や楽曲のレギュレーション等は必ず遵守してください。無償頒布や営利目的で価格を釣り上げることは認めないものとします。

Aプロジェクト(仮題)を制作するにあたって音源やキャラクター利用の権利問題をクリアできる方であれば、音声合成及びそのキャラクター(VOCALOIDやUTAU、Cevio等)を用いた楽曲は受け付けても構いません。

「当プロジェクトの主旨の訳文について」

出来る限り多数の方、それこそ諸外国の方にも届けたいと考えております。そこで最低でもテキストや楽曲タイトルの英語訳は付けようと思います。その翻訳者を募らせていただきたいです。
出来る限り多言語に対応させていただきたいです。

「参考」

留守key / スラーヴァ!ロシア音楽物語: グリンカからショスタコーヴィチへ
ショスタコーヴィチ・Tuning!より
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ショスタコーヴィチ / 交響曲第5番「革命」

お問い合わせについて

まだ草稿段階の企画ではありますが、興味のある方は下記お問い合わせフォームからご連絡ください。
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お問い合わせフォームには、下記のように書いていただけたらと思います。

題名:Aプロジェクトについて
メッセージ本文:プロジェクトに参加を希望しますという主旨のメッセージに加えて、Twitterアカウントのようにすぐに連絡の取れるSNSアカウントや、あればこちらのプロジェクトに対する要望・ご意見などいただけたらありがたいです。

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