論文の「、。」を「,.」に一発で修正する!『検索と置換』を覚えよう

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論文に限らず、物書きをする場合に便利です。こんにちは、夕立P(@Yu_dachiP)です。

論文を書いていると、「、。」句読点を「,.」カンマ・ピリオドで書かなければならない場面があります。知らずに「、。」を使っていると、最後に全部これを修正しなければなりません。大量の句読点を一つひとつ目視で・手作業で修正するなんて、誰だってやりたくありませんよね?
今回は、この句読点をちょっとしたことで全部、一括で修正できる『検索と置換』についての話です。

文章作成ソフトにだいたい付いている『検索と置換』

簡単に言うと「特定の文字列を『検索』してきて、その文字列を別のものに『置換』する」機能です。今回の場合ですと、「、」や「。」を検索して、「,」や「.」に置き換えてしまいます。

例えばこの文章。

(一部抜粋)
ここ最近では、アマチュアミュージシャンにもSpotify等のサブスクリプション音楽配信サービスに楽曲配信ができるようになり、アーティスト・リスナー共に利用している方も増えているようです。ですが、歌モノの楽曲の場合ですと、アマチュアミュージシャンが単に配信サイトに登録しただけでは肝心の『歌詞』を登録することが出来ません。今の所、ここを個人的な努力で解決できるのは『Spotify』のみらしいですが(2020年1月6日執筆時点)そのSpotifyでも「どうやって歌詞を表示させられるようにするの?」というお話をいくつか頂きましたので、ご紹介します。
端的に言うと、Spotifyと連携している外部サービスを利用することになります。

今回は上記の文章を修正してみます。

『検索と置換』の使い方
今回はWordをベースにお話します。まぁ大体どの文章作成ソフトにもメニューにありますので、超・基本的なとこだけ。

Wordの場合、メニューバーの『ホーム』→『置換』っていう項目が画像のようなところにありますので、それを選びます。


『検索する文字列』と『置換後の文字列』という項目があるので、前者には今回は句読点「、」を、後者には「,」を入力します。これで『すべて置換』を実行すると、文章中の「、」がすべて「,」に変換されます。


変換された数が表示されてますね。ではどんな風になったか見てみましょう。

ここ最近では,アマチュアミュージシャンにもSpotify等のサブスクリプション音楽配信サービスに楽曲配信ができるようになり,アーティスト・リスナー共に利用している方も増えているようです.ですが,歌モノの楽曲の場合ですと,アマチュアミュージシャンが単に配信サイトに登録しただけでは肝心の『歌詞』を登録することが出来ません.今の所,ここを個人的な努力で解決できるのは『Spotify』のみらしいですが(2020年1月6日執筆時点)そのSpotifyでも「どうやって歌詞を表示させられるようにするの?」というお話をいくつか頂きましたので,ご紹介します.
端的に言うと,Spotifyと連携している外部サービスを利用することになります.

上記のように、すべての句読点が論文の書式に変更されました!

『検索と置換』の設定にご注意を。

この様に、知っていると文章で言い換えないといけない文字を一括で変更できる、便利な置換です。しかし、設定をミスると「変更したくなかった」文字列まで置き換えられてしまうので、そこだけご注意ください。

蛇足(?)文字入力の設定で変えてしまう

論文執筆の場合ですと、例えばGoogle日本語入力やWindowsのIMEの設定で、最初から句読点を「,.」にしてしまうという方法もあります。蛇足ですがこちらもやり方を書いておきます。

Windowsの場合、画面下ツールバーのプロパティ(もしくは設定)から、テキストサービスと入力言語の画面に入ります。
そこから使用している『インストールされているサービス』で文字入力に使っているキーボードを選んで、プロパティに入ります。するとこんな画面が出てきます。



この『句読点』という項目のプルダウンメニューで「、。」を「,.」に変更すればオッケーです。こうなります。


これでデフォルトの句読点の入力が「,.」になりました。普段からこっちの書き方をシている人には、こっちの方が楽だと思います。

むすび

検索と置換という機能は、なにも句読点を修正するだけではなく、記事を書いていて言い換えが必要になった文字を一括で修正するといった事などにも使えます。覚えておいて損はないですよ。

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