"夕立P" 4thアルバム VOCALOID 結月ゆかり + IAアルバム『ウィルダネスの恋人』

Information

最果てまで届け、私の愛。

いつものスタイルである『様々なマテリアルを融合』させた、夕立Pのアナログ×デジタルな楽曲をVOCALOID結月ゆかりとIAが時に悲しく、時に朗らかに歌い上げます。
Music:夕立P(@mofday)
Design:葛城アトリ(@atori_ragi)

リリース時期:2019年4月頃
超ボーマス(4/27土):B31,32『ささらすぴん』
M3(4/28日):J-09b『非実在性芸音科学』、コ-01b『ささらすぴん』
委託予定

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Tracklist

Tr.1 - 終わる生命と、それでも始まる世界に手向けの花を
Tr.2 - Bluegale Syndrome
Tr.3 - 颯、その後で
Tr.4 - フラジャイル・サイレンス
Tr.5 - トロイメライとペシミスト
Tr.6 - ウィルダネスの恋人
Tr.7 - 龍の伝説といけにえの少女
Tr.8 - 蘇生

Lyrics

終わる生命と、それでも始まる世界に手向けの花を

いつか終わるその生命の灯
消えてなお廻る世界は残酷でも
花を手向ける

響けこの共鳴
ここから叫ぼう
消えた生命への想いのせ
風よ吹け
届けてくれ
届け僕らがそう
隠してた愛情を
そして次のステージまで
紡げ
消えそうな生命
せめて送らせてという
願いすら
無理ならば
この世界に向けて贈る
手向けの花を
勝手なことだけれど
私にはそれが今できること
忘れないように さぁ
生きた傷とその証を
この胸に抱えてさ

まだ私には
時間が残されている

颯、その後で

吹き抜けてく風が去って
背中押されるこの感覚は何故?
同じ空の元で生まれ
叶いそうにもない夢を見てる

目覚め、息を吐いたら
何故か不思議だけど
涙がこぼれた
生きて、死んで、生まれる
繰り返す世界に
今、口づけしよう

同じ星で同じ刻を
生き続けている同胞達よ

悲しさには突き刺されて
人の優しさには包まれていく
吹き抜けてく風が去って
残されてたのは、ただの抜け殻

愛を、夢を、希望を
どんな時も信じ、生きてきたけれど
無慈悲、無情 そうだった
共鳴する世界
皆が生きるため

生きるために
すべてを犠牲にするほどに
それは連綿と
続く続く過去から未来まで届ける
歴史の残滓で

夢を見てた
優しい夢
それはきっと私が作り出した
優しさ故、愛しさ故
儚く散り逝く、理想の世界

トロイメライとペシミスト

「トロイメライとペシミスト」

水面に映る月を砕いた涙がとてもきれい
夢見心地の僕と反対にどうして君は泣いてるの?

「ここはとても暗く寂しい、夜の淵がこわくて。」
「そんなことで怯えなくても僕が護ってあげる。」
「だけどもしも君が離れて私独りになったら?」
「そんなことを心配なんてしなくてもいいからね。」

本当は僕も少し怖くて、強がった君の前で
夢見心地だったその刻が今消え去ってしまわないように

祈り運ぶその姿すら世界にはちっぽけで
だけどそれでいいんだろうな
ふたり逃げ出すのには
「どこへ逃げて生きていくのか?わたしはなにもできない。」
「そんなことを心配なんてしなくてもいいから。」
ね?

悲観的な君の抱く不安
砕いてあげる、だから
もっと強く僕を抱きしめて欲しい
代わりに君を護りぬく

ウィルダネスの恋人

「だって私の好きなあなたは、私がどうなってしまっても抱いてくれるわ。」

ひとりで歩く寂れきった荒野
ここには今は私ひとりで
大地の温もりに抱かれ
死んでいくこの生命は大地と化し
また私のような寂しい人を受け入れることでしょうね

ラララと唄う声は虚しく
風に流されていく
それすら気持ち良い

ひとりで歩く寂れきった荒野
私が最後のひとりでも
愛してあげるから、殺して。

夜には躰を預けて眺める
星の輝きより
儚いあなたを愛した

荒野の果てにはまだわずかだけど
水が残っているのかな?
でも私の血で潤してね。

ラララと唄う声は寂しく
空に吸い込まれた
蒼を刻む雲

私の愛した大地がボロボロでも
私の気持ち変わらない
だからずっと抱いてあげる
大地が愛した私がボロボロでも
思い出は変わらないから
ずっと抱いてくれるよね?

龍の伝説といけにえの少女

今夜の祭りの後に捧げられる
私は伝説の龍のいけにえとしてこのいのちを散らすの

そこにはもう我はいないというのに
また祈りのために無駄にいのちを無にする愚かなひとびとよ

我かわいさのあまりに
どんな犠牲も厭わない残酷な人

「死にたくないわ」
それは誰もがそう
運命の時
近づいてきた、ああ
私がひとりさ
こうなるだけで
皆のいのちが救われる
なんてあるわけないわ

哀れな少女
そう、そのとおりです
でも
姿なき我
何もできないのさ

震える身体をひとり抱きしめた
指先まで恐怖で震え上がるのが理解るから
嫌だ

過去に人を恐怖に陥れた
これが我の償いの形なんだろうと
眺めながら思った

救いあるなら
神様、どうか
助けてください
願いは叶わない

人の形が
また泥になる
そこから咲いた
黒い蓮の花よ

私はここで朽ちて花になるのね
それが何も知らない人たちの争いの火種になるのに
古から伝わる花と寄り添う
龍の伝説は我が作り上げた幻想だというのに

何もかもが虚しく感じられるのさ
すべてが夢ならいいのに
そしていつかさ
夢よりも軽いなんだか
わからないものにされるいのちよ

蘇生

昨夜言葉交わして選んだ僕らの選択は
これから歩む未来を自ら諦めるものだった
今にも涙で溺れてしまいそうな顔して
ごめんね?もう耐えられなくて……
もう一度僕らはやり直せたらとか
そういうことしか考えられないや

はらりはらり頬を伝う心音は
やがて僕を冒して狂わせてくる
いつか見たあの景色の光、胸を突き刺す

今朝まで「これで最後」と二人で温め合う時間
あなたも嫌がってるじゃない
どうしてこうなったのでしょう?
私に潜んだ醜い想いとか
あなたの奥底、隠れている怒りとか
そういうものを化け物と呼び、逃げ
偽物の心、作り出して愛でる

ふらりふわり気まぐれに覗いてみた
君の瞳やっぱり泣いてるじゃない
ガマンとかしなくていい
全部受け止めるから

するりずぶり君を受け入れていくと
僕はやがて君と同じになれるよ
独りでは弱いけれど
ふたりならば大丈夫

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