無料クーポン券から物事を多角的に見てみた。

エッセイ
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ひとつの「事実」から様々な「解釈」ができる。こんにちは、夕立P(@mofday)です。
物事を見るって難しいですよね。よく言われるのが「物事を客観的に見ろ!」ということですが、何をもって客観的に見るというのかも(ぼくは)よくわからないですし、そもそも物事をフラットに見るということが本当に正解なのか?という疑問も(ぼくは)持っていたりします。

例えばの話として、今回は「牛丼屋が牛丼1杯を無料で食べられるクーポン券を配り、そこに集まったお客さんとお店の視点」を考えてみて、そこから「物事はどう見えるのか」ということをやってみます。
今回は物事をフラットに・第三者視点で見るということはあえてやりません。むしろ「お客さん視点」「お店側視点」というバイアスをかけた見方をしてみます(行列を眺めてる人視点というのもあるんでしょうけど今回は省きます)。
それではやってみましょう。

無料クーポン券について、お客さんとお店側の両面から考えてみた

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お客さん視点

「列に長い時間並びはするけど、無料で牛丼が食べられる上に浮いたお金で好きなお菓子を買ったりできる!」
「長いこと列に並んでまで牛丼を無料でも食べたいとは思わないし、その時間を別のことにいくらでも使う方法がある!」
「無料の牛丼に誘われて来てみたけど、別のメニューも美味しそうだから、次来た時はせっかくだしそれを頼んでみようかな?」
「無料につられて牛丼を食べに来たけど、そんな美味しいものでもなかったし次から行くのはやめておこうかな?」

お店側の視点

「こんなにたくさんの行列に対応しないといけなくて大変だ」
「こんなにたくさんの人が集まってきてくれて繁盛している!」
「無料で牛丼を食べに来た人と、お金を払って別のメニューを食べたい人で列を分けたい……」
「ただ無料ってだけでこんなに人が来られても厳しいから、できればもうこんなサービスはしたくない(やってほしくない)」

2つの面から考えてみた結果

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どうでしょうか。お客さん側の視点ひとつとっても賛否が分かれる話でしたし、お店側の視点ひとつとっても「大変だ」と嘆くだけのものから「どうすればスムーズに動けるか?」と建設的な考え方をする人もでるんじゃないかな?というのをいくつか挙げてみました。片側の視点だけでも(今回は4パターンだけでしたが)これだけ意見が出そうだなっていうのが想定できるのです。そういったことを想像することこそ”想像力”なのだろうとぼくは思います。

まとめ

物事を多角的に見るという難しさと大切さについて、実践を絡めつつ考えてみました。事実としてある物事に対して、人それぞれの「解釈」があります。その可能性は無限大とも言えるでしょう。ということは、全てを汲み取るのは不可能でしょうけど、個人レベルでも出来る限りのことはあるはずです。
「なんであの人はそういう考えに至ったのかな?」というWhy?の部分にも思いを馳せながら、物事を多角的に見るということをやってみませんか?

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