なんだか身体の具合が悪い?全国版救急受診アプリ「Q助」を使ってみよう!

お役立ち
3D_Maennchen / Pixabay

身体の具合が悪い時の判断材料になります。こんにちは、夕立P(@Yu_dachiP)です。
先日、なんどか「視界が明滅する」「吐き気と頭痛がひどい」といった、あまりよろしくない症状が出ていたことが続いていたのですが、病院を受診する・救急車を呼ぶというのに抵抗があることもしばしばでした。よくそれで「どうして病院に行かないんだ」と怒られたりもするのですが……

今回紹介するアプリ「Q助」は、そうした病院の受診のための判断材料の一助となるものです。

救急受診アプリ「Q助」のしくみ

まずアプリをインストール・立ち上げて、利用規約を読んで承諾します。
すると現在の症状について簡単な質問が表示されますので、それに回答していきます。
いくつか質問に答えていくと、どうするべきか診断結果が表示されます。

場合によっては(即座に救急を呼ぶべきパターンなど)そのまま救急に電話をしてくれるボタンを表示してくれますので、そんな時は一刻を争う状態である可能性が高いです。即座にボタンを押して救急要請しましょう。

そうでない場合でも、「どんな症状でどんな経緯があったか」を質問に答えていれば、回答一覧が結果に表示されますので、病院を受診する際にはその内容を伝えると診察や検査がスムーズになる、という仕組みです。

ちなみにアプリを提供しているのは、総務省消防庁です。

住民の緊急度判定を支援し、利用できる医療機関や受診手段の情報を提供するため、緊急度判定プロトコルver.2(家庭自己判断)をもとに作成しました。
(中略)
医療機関の検索(隣県の情報も閲覧できるように、厚生労働省の「医療情報ネット」にリンク)や、受診手段の検索(一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会の「全国タクシーガイド」にリンク)を行うことができます。
総務省消防庁 | 全国版救急受診アプリ (愛称「Q助」)

とのこと。

アプリの必要性と注意点

あまり症状が軽い案件で(世の中にはタクシー感覚で救急車を呼ぶタイプの人も実在するそうです)本当に緊急の案件のためのリソースまで割いてしまうことになります。一方、一刻を争うような案件で救急車を呼ぶのが遅れてしまった場合、最悪の事態を招いてしまいます。また、救急車を呼ぶこと自体に不安を感じるという方もいるでしょう。
そうした方のために、この「Q助」というアプリは、質問に答えていくだけで、判断の助けとなってくれます。

ひとつ注意として、アプリの利用規約内にはしっかり「当アプリの利用によりユーザーに不都合・不利益、または被害を被った場合でも当庁は一切の責任を負いかねる」という旨が記載されています。あくまで決断の責任は自身にあるということですね。
たとえ診断結果が大丈夫であると予測された場合でも、「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」「引き続き、注意して様子をみてください」という文言が載っているはずです。
どうしても気になる症状であれば、重篤な病気の初期症状・早期発見にもつながることもありますので、個人的には病院の受診をオススメはします……

救急受診アプリ「Q助」のダウンロードおよび利用

「Q助」アプリのダウンロードは、総務省消防庁ホームページ、または「Q助チラシ」をご覧ください。
総務省消防庁 | 全国版救急受診アプリ (愛称「Q助」)

また、Web版も用意されています。
全国版救急受診アプリ「Q助」Web版

ちなみに最近では、各地方自治体のWebサイトにもこの「Q助」の利用について案内していることも多いみたいです。実際ぼくはそれでこのアプリの存在を知りました。

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