デフォルトでは登録されていない、歌詞情報をSpotifyで配信されている自作曲につけることができる方法の紹介です。こんにちは、夕立P(@Yu_dachiP)です。
ここ最近では、アマチュアミュージシャンにもSpotify等のサブスクリプション音楽配信サービスに楽曲配信ができるようになり、アーティスト・リスナー共に利用している方も増えているようです。ですが、歌モノの楽曲の場合ですと、アマチュアミュージシャンが単に配信サイトに登録しただけでは肝心の『歌詞』を登録することが出来ません。今の所、ここを個人的な努力で解決できるのは『Spotify』のみらしいですが(2020年1月6日執筆時点)そのSpotifyでも「どうやって歌詞を表示させられるようにするの?」というお話をいくつか頂きましたので、ご紹介します。
端的に言うと、Spotifyと連携している外部サービスを利用することになります。
プチリリという歌詞投稿サイト
Spotifyと連携している、歌詞の投稿サイトという形ですが『プチリリ』というサービスがあります。こちらからリリースされている歌詞作成アプリを用いて投稿することで、歌詞と楽曲が連動して表示されるテロップを、Spotifyで提供することができます。
カラオケみたいな歌詞が楽しめる歌詞投稿コミュニティサイト『プチリリ』
『プチリリ』の使い方
画像を交えて解説します。
インストール
まずはアプリストアから『プチリリ』アプリをインストールしてください。iOS、Androidに対応しています。
アカウントの連携
次に、プチリリとSpotifyのアカウントを連携させます。そうすることで、Spotifyで配信されている自作曲に対して歌詞を登録するという機能が使えるようになります。
楽曲の設定
歌詞を登録する楽曲の設定をします。プロジェクト名・タイトル・アーティストを設定するのは必須項目となっています。
歌詞の書き込み
プチリリ側で、まずは歌詞を書き込んでいきます。テロップで一行に表示させられる文字数は決まっているので、文字数に気をつけながら適宜書き込みましょう。改行で間が開くと、Spotifyの歌詞表示側では「♪」記号が表示されます。
表示の調整
文字の流れる速度を調整します。実際に楽曲で歌われる歌詞に合わせて、先程打ち込んだ歌詞をアプリ画面でなぞってやると、テロップの表示のされ方がそのように反映されます。
歌詞の投稿
プレビューを行って、表示のされ方に問題がなければ投稿ボタンを押して、プチリリのサイトに投稿をします。しばらくすると、Spotify側の楽曲にも歌詞が反映されるようになります。
まとめ
Spotifyと連携している、プチリリというサイト及びサービスを使って歌詞を登録しよう、というお話でした。
特にボカロ曲だと「ボカロ耳」……ボカロに慣れていないリスナーさんが相手だと、歌詞を聴き取りづらい場合が多いので、こうしてあげると親切です。早口でまくしたてる系の楽曲も同じことが言えそうです。
なにより、配信サイトで歌詞が表示されるとアーティスト側としても、自分で聴き返した時にテンションがちょっとアガります。自分の曲を紹介する際にも有効ですよ。
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