DTM エッセイ 創作

こうやって作ったよ【結月ゆかり】レディーレディー【ボカロハウス】

投稿日:2016年6月29日 更新日:

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レディーレディー1
 iPadだけで完パケしようとしたらこうなるよっていうものです。タチやん(@mofday)ですこんばんは。今回はもうすぐニコニコ動画で2万再生行きそうな『レディーレディー』をどうやって作ったかを大まかに解説します。

メインDAWはCubasis

レディーレディー2
 使用外部音源はiGrand Piano、Cassini、SampleTank、iM1を組み込んで使用。パーカッション・ドラムトラックにiKAOSSILATOR、FX制作にFL Studio Mobile、ボーカルにVOCALOID結月ゆかり純、凜、コーラスに穏を使用しました。
 外部音源は予め波形を書き出すか、Inter-App-Audio(IAA)で読み込んだものをフリーズさせて使用しています。また、Cubasis内蔵の音源も例えばシンセリードやベースはいくつか音色をレイヤーさせて作っています。

ピアノのコード感にあわせてベースを打ち込む

 ぼくは曲のコード進行よりもベースの音の方に注視してしまうタイプの人間なので、コード進行をある程度決めてしまったらそれを引き立てるベースを打ち込んでいきます。ベースの音の方が曲の根幹に対して支配的だなと考えている人間です。わりとウネウネと動かしてトロピカルだったりソウルフルだったりするイメージで打ち込んでいきます。階段上のフレーズとかソウルフルに感じますよね。

予め書き出しておいたリズムパートを配置する

 実はこの曲、iKAOSSILATORで書きだしていたパーカスも基礎的なドラムトラックも、1パターンしか用意していません。あとは少々の打ち込みと波形の切り貼りでフィルを抜き差ししたり、FLで作っておいたFXで展開させてやっています。

ブラスのオブリとシンセのオカズ

 ブラスのオブリガートはちょっとハネるようなイメージでメロディアスになり過ぎないように打ち込みます。シンセはサビのパッドで展開させるものと、時々鳴る高音のキラキラとしたオカズを配置していきます。

ボーカルはアンニュイなメロディーに

レディーレディー3
 VOCALOID Editor上で打ち込んでいくのですが、アンニュイな雰囲気を出すためにメロディーの起伏はそこまでつけませんでした。またわりと同じメロディーラインを採用しています。コーラス部分は穏メインですが、曲のラストではボーカルでも使っていた凜パートの一部(身悶えさせるわ、の”わ”)を切り抜いて使用してたりします。そのままだと「わ」の発声になってしまうので子音をちょっとボカしました。

MasteringはFinal Touchで

 ここはちょうどプリセットに「House Basic」というのがあったので、それを選んでからステレオイメージとマキシマイザーを微調整して完成させました。

QuickTimePlayerでiPadの画面を撮影

 QuickTimePlayerにはiPadやiPhoneの映像をケーブル一本で取り込める機能がついているので、iKAOSSILATORやTENORI-1等のUIが秀逸なアプリの映像を撮影してAfter Effectsに持っていきました。映像中のイラストは葛城アトリ様(@atori_ragi)に依頼し、また「DANCE IN THE NIGHTS」のBGVはIllustratorで文字を作った後にAfter Effectsでこれひとつコンポジションを作っています。あと過去のシリーズ的な楽曲(レイニーレイニーとレイジーレイジー)からも歌詞が表示されていない部分を抜粋してきました。

出来上がった曲はこちらです

 今まで制作した曲の中で最も数字を出せたのもありますが、シリーズで一番盛り上がる感じの曲なので順位をつけるならレイニーレイニーの次に気に入っています。

 このレディーレディー含むEPがBOOTHで頒布中です。VOCALOID結月ゆかりメインのHOUSEなポップス「レイニーレイニー」「レイジーレイジー」「レディーレディー」新曲「クレイジークレイジー」と、 ゆかり×IAのBeing系なロック「ロングロード」。 OLD styleの「レイニーレイニー feat.緋惺」入り、全6曲。オマケに「レディーレディー」と「ロングロード」のmp4動画ファイル付き。よかったらどうぞ。
夕立リフレイン午後4時30分 jacket

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