レビュー・批評・あるいは感想を述べることについて

エッセイ
DariuszSankowski / Pixabay

今回はほとんど単なるネットに散見される記事をまとめただけの記事です。タチやん(@mofday)ですこんにちは。

音楽レビューによせて – 音のまにまに
当企画にも寄稿いただいた泡沫たんぽぽさんの「まずは”想ってみた”をしてみよう」という趣の記事です。

文章になるまでを解説してみた – 物理的領域の因果的閉包性
「音楽レビューによせて」が感覚に拠った書き方をしているのに対し、こちらはより体系的な書き方をされております。

そして手前味噌ですが、当サイトの記事2つを。
1ヶ月間、web上で同人音楽のレビューを書いてみて見えてきたこと
こちらはレビューを書いてきて見えてきた反応についての記事。
1ヶ月間、Web上でレビューを書いてきて見えてきた”レビューそのもの”の問題点
そしてこちらが上記の記事も含めていただいた反応や浮き出てきた問題点についての記事です。

批評概論  感想と意見と批評の違いについて
表題通り、よく混同されがちな『感想と意見と批評』の3つの違いについてと、また時折これを内包している記事があるが故にレビューの類に悪印象がありそうな”中傷”についても記述されております。

結局のところ、反応が欲しいのと、感想もしくはより濃度の高い反応の類(意見・批評)が欲しいのと(もしくは本当に反応の類はいらないというスタンスの方もいらっしゃるかと思います)でクリエイターやレビュワーの立ち位置がまったく変わってくるのですが、まずは批評なり感想なりに対する悪印象なりデメリット的なものなりを取り除いていく方が建設的なのかなとも感じました。

ただし、批評は安全圏から石を投げるような行為ではないことや、無責任な批評はクリエイター、他のレビュワー、そして読み手に対してもデメリットでしかないという事は肝に銘じておかなければならないでしょう。

【追記】
悪貨は良貨を駆逐するとも言います。現状のレビュー・批評に対するネガティブな印象というのは今までいた『批評としての質に至らない、もしくは中傷等のノイズを含む』ようなレビューが大量に存在したからという見解も個人的にはあります。
現在でもAmazonやスマホアプリのレビューとして大量のノイズやネガティブな反応がありますよね(無論、ぼくはそれらをレビューとして扱うつもりはありません。

レビューは確かにポジティブな意見を言うだけのものではありませんが、ネガ・ポジどちらにせよ建設的な意見を内包できないと厳しいと思います。また他者に紹介するという点でも、レビューを執筆することに対して責任感がないといけませんね。

せめてぼくがこうしてレビューなり、それについての考えなりを書くことに感化されてちょっとでも良い方向に動いてくれることを願うばかりです。

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