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作曲家がネットで音楽を上げる場所は、どこがいいかを考えてみる

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作曲家がネットで音楽を上げる場所は、どこがいいかを考えてみる

音楽を消費することは結構、能動的な行動ですからね。こんにちは、夕立P(@Yu_dachiP)です。
ネット上で活躍している音楽家の皆さんが、音楽を聴かれるための道のりが遠い!と嘆いているのをよく聞きます。
よほどの有名コンポーザーやボカロP、歌い手でもなければファンの能動的な視聴や口コミはないですし、そうでない方々は音楽をリスナーに聴かせるためのワンクリックがひたすら重たいという話です。
そんな中で、ファンを獲得することは各々で努力していただくとして、どうやって・どんなフィールドで戦っていくべきかを楽曲のアップロード先という観点で見ていきたいと思います。

音楽をアップする場所はどこが良さ気か問題・音楽サイト編

今ではネット上に楽曲をアップロードする場所の選択肢もいくつもあって、その用途やアプローチ方法で選択肢が変わってきます。
そこで楽曲を投稿するにはどこが一番良さそうかというのを、サイト名を挙げたうえで考えてみました。

Soundcloud

https://soundcloud.com/
恐らくコンポーザーには一番訴求力の高い&その手の"頻繁に音楽をディグるような"人たちには普及しているのでそういう点では強いです。
ただ、投稿できる限度がフリープランだと2時間まで、Proプランでも6時間までとなっています。
またちょっと前には、サイト内でコミュニティを形成していたグループ機能が削除されたり、アプリが若干使いにくかったり、リミックスを上げていた方がアカウントの凍結にあったりといったこともありました。
今までのヘビーユーザーの一部から懐疑的な目で見られてしまっている部分も実はちょっとあったりします。
強みとしては、こちらの画像のように『Twitter公式クライアント上で音楽が再生できる』ことでしょうか。

■この再生ボタンを押すと……

■プレイヤーがポップアップされて、直接音楽を聴くことができます。

こちらの機能、ぼくはTwitterアプリをサードパーティー製のものを使っていたのでまったく気が付きませんでした……

hearthis.at

https://hearthis.at/
サイトの作りはほとんどSoundcloudと同じです。こちらはフリープランの制限は再生回数によるもので、アップした音源をすべて合わせて10000回までしか再生できないというものとなります。
普段から再生回数の多い、すでに注目されているコンポーザーでなければアップロードに関する制限はSoundcloudよりユルいと考えていいでしょう。
Soundcloudにあるようなネームバリューはこちらにはありませんが……

参考記事:ありんこ書房|SoundCloudの代わりに、よく似たサービスのhearthis.atに乗り換えちゃおう

音楽をアップする場所はどこが良さ気か問題・動画サイト編

YouTube

中身は静止画でもいいので動画をこさえる必要がありますが、上記のようなサイトはわりとインターネット音楽について強い人でないと知らないようなサイトでもあるので、そういうのに疎いユーザーに向けては露出が非常に高いサイトです。
誰か(もしくは自分の)プレイリストに動画が登録されて、そのプレイリストがよく視聴されるようになって楽曲の再生数・いいねが回るということも時折あります。
また、TwitterやFacebookみたいなところでも上記のサイトは「なんだかよくわからない得体の知れないサイト」と見られてしまうこともありますが、ここまで大手ですとそういった心配もありません。
そもそもそういったユーザー層にアプローチするつもりがない場合はともかくとして。

ニコニコ動画

いまだに惰性でVOCALOID楽曲のメインストリームな動画サイトです。無料会員だと動画の視聴もままならない時があったり、プレミアムでも回線が遅かったりとここ最近(記事執筆時点)では酷評を受けています。
ただ、ニコニ広告やそれと関連したチケットによるプロモーションを行うことで、無名のコンポーザー(ボカロ・UTAUのP)でもおかしいくらい露出度を高める事が可能です。
詳しくはこちらの記事を参照してください。

ニコニコ動画に自分で広告宣伝を打ってみたよ&その反応・リターンについて

ニコニ広告がより効果的になる方法を考えてみたよ

番外?Twitter

Twitterの140秒動画を使います。使いますが、べつに140秒ぴったり使い切るのではなく、聴かせたいクライマックスのところを持ってくるといいかな?と個人的には考えます。
もちろん1曲が140秒に満たない短いものであればそのままアップしてもいいと思います。
これの利点はTwitter公式クライアントをユーザーが使用していると、自動的に再生される(設定によりますが)ので一瞬でも「ん?」と思わせることができます。もちろん、動いている動画ならの話ですが……
ちょっと興味を引き付けることができたら、あとは曲の力が発揮されるのを祈るばかりです。
また動画を投稿する際にツイートした本文が、そのままキャプションの働きをするので「新曲です、聞いてください!」というツイートよりも「○○な時の曲を作りました」みたいに具体的な曲のイメージを書いておくと面白いでしょう。

具体例を引用させていただきます。

また、Twitterで動画をアップする際に""使える""ワザも、こちらでご紹介。

『Twitter Media Studio』で、Twitterの動画にもリンクをつけよう!

動画サイトでよりよく露出するためには

動画サイトはどこまで行っても本来は動画を投稿するためのサイトであり、音楽それのみを投稿する場所ではありません。
よくいるユーザーが求めているのも本来は動画であり、静止画を貼り付けただけの音楽を欲して動画サイトを巡っているわけではないでしょう。
ただ、ぼくら音楽家が露出するのにはとても都合のいい(ひどい)サイトであるのも事実なので、ここはそれに乗っかっていくための方法を提示します。

ビジュアル的に映える動画をつくる

なに当たり前のことを言ってるんだと思うでしょうけど、実際これだけでかなり注目度は変わりますし、やっていない方が多いのも事実です。
ニコニコ動画を見ても、静止画にせいぜい歌詞テキストを流しこむだけか、イラストをちょっと動かしてスライドショーみたいなカンジにしているだけ程度のものが多いです。
どうせ動かすなら派手にいきたいところですよココは!DTMerなら動かしているソフトの動画キャプチャーでもいいですし、演奏ができるならちょっと背景に気を付けて演奏動画を組み合わせてみてもいいです。
また動画にエフェクトをかけてやったりするのも常套手段です。
テレビで流れるCMや、YouTubeに公式がアップしているPV・MVの類をみて動画を作る、もしくは動画制作の依頼の際に参考にしてもらう等がいいと思います。
美麗なイラストも引き付ける一因となります。

キャプションやタグをわかりやすく整備する

音楽に限らず、ネタに対して解説をするのはダサいという風潮もありますが、これがある方が視聴者としてはわかりやすいという側面を潰してしまうのは何とも言えない惜しさがあります。
特にタグはそのジャンルを発掘していくために整備しておくと、その繋がりで他の曲と相互に入口になれるというのがあるので見逃せません。
ただ、別方向のアプローチとしてキャプション・タグそのものをネタにする芸を視野にいれてもいいでしょうね。こちらもやりすぎには注意をしてください。

動画にした時点で『音楽』から『メディアアート』になる

これ、時々ストイックな作曲者が勘違いしていることがあるのですが、動画サイトに動画を投稿した時点で「音楽だけを純粋に評価する」というのはあり得ません。
音楽と共に動画を楽しんでいる、というところで「音楽だけを純粋に~」というのは作曲をした人のエゴでしかなく、動画の部分の評価を蔑ろにする行為です。動画制作者に対して(それがたとえ自分だとしても)失礼極まりないです。
DAWの打ち込み画面を映像として映す程度ならともかく、動画サイトに動画作品としても成り立つようなモノをアップする際には、ちょっとそこだけ肝に銘じておいてください。
動画サイトに音楽をあげるところから薄々感じてましたが、だいぶ脱線しましたね。

まとめ

実はちょっと前に書いたDTMer(特に初心者)はもっと『深夜の2時間DTM』を気軽にやろうの記事に書いた「楽曲のアップロード先」についての話をリライトしたものなのですが。

いまではネットユーザーの主戦場?がTwitterやFacebookとなり、クリエイターの露出が激しいところといえばYouTubeだったので、そういった場所にもアプローチしたいという提案もしたのですが。
音楽だけを純粋に投稿・楽しむ場所というサイトは、意外とヘビーユーザーしか視野になかったりするので、あとはそのサイトの知名度を上げるようなことをするか、こちらが他の大きいサイトを利用するかの2択になってくると思います。

最終的には、あなたが「どういったリスナー層を相手に露出していくか」がキモになりエモとなるでしょう。

  • この記事を書いた人

夕立P

2012年頃から音楽的な素養が全く無い状態からDTMを始める。それから少ししたくらいにアナログでのイラストを描くことも始める。 だいたい下手の横好きを自覚しながら、やたらめったに様々な創作分野・ジャンルを渡り歩き続けています。最近は文房具にお熱。わりとピーキーで辛辣なことも書きますので、当サイトの記事はあくまで一個人の考え方として捉えてください。 いま欲しいものリストはこれです。

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