ここでは一切の希望を捨てよ。『Abandon hope』楽曲解説

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当時は90年代V系の背後霊が取り付いてました。こんにちは、夕立Pです。
今回は一部の人達に謎の盛り上がりを見せた楽曲『Abandon hope』について解説していきます。

Abandon hopeのイメージ

曲のイメージ、というかネタ元そのものはズバリ『背徳の瞳 / V2』です。V2というのはX JAPANのYOSHIKIと小室哲哉が組んだスーパーユニットで、背徳の瞳はその時に発表された楽曲です。この曲ではあざといくらいに「それっぽさ」を打ち出していってます。でも後から「X JAPANのSilent Jealousyっぽくもある」と言われて、なるほどなあってなりました。

Abandon hopeができるまで

ツーバスドコドコやフィルのタム回しとか、だいぶ「それっぽさ」を追求したと思うんですけどいかがでしたか?
あとコード進行でひっかけるカンジとかベースラインとか、ちゃんとネタ元がわかる人には「まんまソレだよね」って思われたいカンジでした。

ちなみにこの曲、次の次あたりに出るアルバム作品にリファイン版が収録される予定ですのでなにとぞよろしく。歌詞も若干変わっていたりします。
あ、ファンティアの会員の方には先行公開もしますよ!!
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Abandon hopeの歌詞について

おさらいをしながら解説していますよ。ただココではリファイン版のものを載せていますので、動画のものとは若干の違いがあります。

[su_accordion][su_spoiler title=”Abandon hope(リファイン版)” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” class=””]

傷は胸を抉るように深く腹の底暴く
ヘドロ、血溜まりの中で叫ぶ、ひとり虚しさを
未だ果てぬ命の炎を隠して持て余してる
くだらなさをそこに吐き出して
世界を捨てて逃げてる

Abandon hope.この先もなく絶望だけ噛み締めている
Abandon hope.茨の道を息絶え絶え素足のままで歩く

生きる意味を失い暗い崖の淵なぞる
理由もわからず生きてるだけの迷走する日々
揺らぐ心まだ動いてても、ただ痛みばかり感じて
新たな夢見ることもできず
そう、何も見たくないんだ

Abandon hope.おれの絶望もどうせならば捨てられたなら
Abandon hope.首に巻き付く運命さえ断ち切られたのならば


繰り返し罪犯し、蜜を舐め回し
その罰を受けた時、唾も出ないほど
乾いてた愛情に
何も捨てられず

手に入れたもの全て過ちでしかなくて

背負う罪を削ぎ落とせなくて
悩める俺を殺して……
今も探す免罪符の意味
掴んだ腕の重みも

Abandon hope.暗闇を見て狂いだした俺の思考も
許されない方に動き出し血の匂いで煙る道徳
Abandon hope.雨の逃避行
力尽きるその時までは
Abandon hope.どうせならば全て
捨てられたら楽になれるはずだろう?

[/su_spoiler][/su_accordion]

希望も何もかも捨てたい、捨てられない……どうせ捨てるならば、何もかもそうした方が楽になれるだろう?っていう歌詞ですね。
主人公的にはドロッドロの人生を生きてるんでしょうね~(他人事)。
「悩める俺を殺して……」ってフレーズ、最高に90年代V系ぽくって”キてる”と思うんですけどいかがでしょう。

そんなこんなで、むすび

なんというか、一部に熱狂的なファンができた楽曲でした。その後、友人がUTAUでカバーしてくれたりといったこともありました。男性ボーカルも映えるねえ(自画自賛)。

まぁその後にこんなふざけたbotができたけどな!!!!
abandon hope歌詞bot

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