これからは記録に残る情報発信も。ブログをはじめてみよう。

Web
Unsplash / Pixabay

持てる情報を共有することで、大げさに言えば次の世代を育てることもできるんじゃないかなと勝手に思っています、こんにちは、夕立P(@Yu_dachiP)です。

みんな大好きハウツーや技術的なアレコレ、TwitterをはじめとするSNSで飛び交ってますよね。
TLに現れる度にいいね!されるこれらですが、せっかくの有用なツイートでもログとして残りにくいです(Togetterまとめなるサービスもありますが)。
以前はTichなるハウツーに特化した情報共有サイトも存在しましたが、残念なことにこちらは無くなってしまいました。
それにどういうわけか、こういったハウツーはいいね!はされやすいもののRTはされないという傾向にあります。
せっかくの知財が共有されないのは、もったいないことこの上ないです。

今回はそういった知財をみんなが共有するようになったらハッピーだなと思ったので(ついでに個人の情報発信の場としても使えるので)
ブログをはじめてみよう!という記事を書いてみます。

6つのテーマを(5W1H)決めよう

「5W1H」は有名なワードですね。誰が(Who)、なぜ(Why)、いつ(When)、なにを(What)、どこで(Where)、どのように(How)という6つの要素をまとめた情報伝達のポイントのことです。
これらにあたる内容を押さえて相手に伝えようとするとわかりやすいよ!みたいなアレです。

ブログ運営においてもこれらを念頭に置いておくと、テーマがぶれなくアイデアもわきやすいのでネタ切れに困ることが少し少なくなります(なくなるとは言ってない)
ではサクっとテーマについて触れていきましょう。

誰が(Who)

これは殆どの場合、自身で書くことになると思います。TEAM EX NOTES様(http://ex-notes.com)みたいなところや、ぼくが運営しているR3Magazine(http://r3magazine.info)では寄稿してもらうこともあります。
他にもどういった名義・立場で記事を書くのか?というところもあります。
ぼくはいち同人・制作者としてこういった記事を執筆していますが、作曲者やイラストレーターであれば記事の内容はハウツーが多めになると思います。

なぜ(Why)

ブログの記事を通じて「自身のファンを増やす」ことであったり、界隈の意識について一石を投じてみたいでしたり、自分が最終的にブログを通じて何をしたいか・どうなりたいかを意識するというところです。

ブログを通じて自分の名前を売り出すということは結構やり方として多いと思います。またブログそのものを自身のポートフォリオ的に、もしくはポータルサイトとして利用することで前の記事(同人音楽を手に取ってもらえるような、親切な特設サイトの作り方)で書いたような
24時間働く営業マン(Webサイト)を作り出すこともできます。要するに営業をかけるのと同等の効果があります。これが依頼につながることもままあります。

他にもコンピや合同誌を作りたい時に、SNSと併用することで企画の募集をしやすくすることや、ぼくはやってないのですが(もったいない!)アフィリエイト収入という道もちょっとだけあります。

いつ(When)

空いた時間にちょちょっと書いてみるのか、がっつり時間をかけて取り組んでみるのか。ちょっとした時間を使って上記のように営業をかけられるのが強いです。
あと、ブログは三日坊主ではまぁ効果はありません。できれば毎日、そうでなくても週1とかでもいいので継続して続けられることが重要です。今まで成功してきたブロガーはもれなく継続してきています。
まぁブロガーと肩肘張って取り組まなくても、ゆる〜く続けられれば効果はあると思います。

他にもやってきたユーザーとの交流もいいですね。ぼくのサイトではTwitterでの反応はだいたい拾っています。
それを反映した記事を書いたりもしています。

ブログのように自分の意志を表示していると、もしかしたらありえるのが炎上の危険です。不用意な発言でなくとも起こりえます。
コレに関しては「うーん」とならざるをえない(なんせマトモな議題や意思表示であっても、正反対の意見の人によって引き起こされる可能性がありますから)ので難しいところですが、それを怖がって意思表示をしない方が機会損失が大きいと考えているぼくには、やらない理由にはなりえませんでした。

参考書籍
[amazonjs asin=”4326504226″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”ネット炎上の研究”]

なにを(What)

これは予めある程度のテーマを持って書いていくと、ネタを考えるのが多少ラクになります。コレが決まってないとネタ切れの時に考えが散漫になっちゃうんですよね(ぼくの経験上)。
ぼくのサイトの場合だと、ぼくの成果物(?)を発表する場である他に『同人界隈のちょっと気になるところについて考えてみたい』というテーマをメインに書いていたりします。ぼくは軸がブレブレなので、他にも色んなテーマを扱っちゃってたりしますが……

どこで(Where)

ブログサイトを自分でサーバーレンタルして立ち上げたり、レンタルブログにしたりと選択肢は多いです。
代表的なサービスや関係記事、導入事例を紹介します。

ありんこ書房様(https://arynco.com)
R3Magazineにも寄稿していただいている蟻坂真己様のサイトです。
こちらはWordPressというブログシステムに、テーマを組み合わせて使っています。
テーマの最新版はこちらです。無料でSEOに強いテーマです。
『STINGER』(http://wp-fun.com)

マサシのブログ(笑)様(http://masashi365.blog.fc2.com)
FC2のレンタルブログを利用されているマサシ様のブログです。更新は滞りがちですが、DTMプラグインのレビューをマサシ様自作の参考音源と共に紹介されています。

しょんぼり映画村様(http://syonbori.hatenablog.com)
UTAUやバンド活動をされているマッハ人生様の、それとは微塵も関係ないはずのクソ映画レビューブログです。更新は止まっていますけど……
こちらははてなブログを利用されています。

他にもTumblrやameba blogもありますが導入事例を紹介できなかったので今回はパス。追記はするかもしれません。
WordPressやMovable Typeみたいな自作のブログだと、独自ドメインを取った時にそのパワーを発揮できますが、それまでの流入がちょっと大変かもしれません。
大手のブログサービスだと出来ることは制限されてしまいますが、扱いやすさはあります。
Tumblrはブログ的に使う以外にも、特設サイトを作ったりポートフォリオを作ったりする時にも便利かもしれませんね(使ったことはないので人のサイトを見ての感想ですが)。

どのように(How)

記事を書く際に、頭に置いといた方がいいことがいくつかあります。

  • 誰向けの記事なのか(読者の層を気にしてみる)
  • 記事で何を伝えたいのか(記事のむすび・まとめで明確に書いておくといいです)
  • 読者に伝わるように丁寧な文体で書く(とっ散らかってる文章だと読まれずにサイトを離れてしまいます)

文章力が問われてくるところもありますが、心配はあまり要りません。書いてるうちにそこそこのモノがついてきます。
とはいえ、ちゃんと続けられたらの話ですが……

まとめ

ブログを書いて発信することで、こういうことができます。

  • 自分の意思表示ができるよ!これ大事!
  • 自分の持ち得る知財をシェアして、ちょっと界隈の発展に貢献できるかも!
  • ブログを通じて読者と交流でき、ファンも増やせるかも?

自分の意思表示は、最悪叩かれたり炎上したりすることもあると思いますが、同じ考えの人を集めて共感を得たり、
「それは違うんじゃないか」って人の中でも誠実な方からは「ここがおかしいんじゃないか」とか「こういうのはどうだろうか」といった改善策や疑問点を投げかけてくれる場合もあります。コレが結構おいしくて、今後の自分の進む方向の軌道修正の手助けになったりします。

知財のシェアについては特に、人に教えるという部分を通ることで自身の習熟度を再確認することができます。
ブログを育てていく過程で、自身の能力アップにも繋がるところが多々あると思います。

ブログを通じてファンを増やすというのは、キャラクター性だけでなくブログを通じた交流でもできるよ、という面でもいいですね。

他にもPVが上がっていくのが数字で分かるので、そういうのも見ていて楽しいです。記事が話題になったりすると、曲を聴かれるより記事を見られるという事もままあります(作曲者としてどーなのってツッコミはしないで)。

色々メリットはありますが、何よりやっていて楽しいという事に尽きるので皆さん是非、自身の考えをTwitterみたいなログの流れやすい場所だけでなく、どっしりと構えて発信できる場所を持ってみるのもどうでしょうか。

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました