こんにちは、タチやんです。前回の記事M3の直前にプロモーションツイートを打ってみたお話では「Twitterにプロモ打つと結構面白いからみんなやろうよ!」っていう話をしましたが、今回は「実際にプロモを打つのってどうすればいいの?」というのを画像を交えて説明していきます。
https://mofday.info/promotion-tweet/
Twitter広告を手軽に始めよう
簡単に始めたい人は広告を打ちたいツイートを選んで、詳細に出てくるグラフみたいなマークをクリック。
するとこんな画面が出てくるので、「ツイートを広告に使う」をクリック。
予算と地域を設定して、プロモーションを開始します。
これだけで手軽にプロモツイートを打てるのですが、今回は詳細を設定する方法を紹介します。
Twitter広告を詳しく設定して始めよう
まずこちらのページ下部の「Twitter広告の設定を始める」から設定のページに飛びます。
Twitter広告のビジネス活用 – Twitter for Business
するとこんな画面に飛びます。
ここから『ブランド認知度の向上』を選びましょう。
これからいくつかプロモーションに関する設定が始まります。
Twitter広告の設定をしよう
キャンペーンの期間
まず最初に、このキャンペーンをいつ実行しますか?と聞かれます。
ここでは継続的に広告を打つか、決められた日にのみ広告を打つかを決められます。
イベント前に広告をキメ打ちしたい場合は後者ですね。単純に企画モノなどを広めたい場合は前者でも構いません。
ユーザー層のターゲッティング
次に、ターゲティング(広告配信先ユーザーの絞り込み)を設定します。
オーディエンスのプロフィールとか言われますが、要するにプロモしたい層の人が「どこ住み?性別は?会える?」みたいなことを聞いてくるカンジです。
地域を選択(必須):都道府県まで指定できます。これの指定は必須ですが、まぁ日本人向けのプロモが大半だと思うのでここは「Japan」でいいでしょう。
ここでは国、都道府県、地域、主要都市圏、郵便番号を指定してユーザーをターゲティングできます。
性別で絞り込むでは、プロフィール名やとフォローグラフなど、ユーザーがTwitterで使用する情報を基にユーザーの性別を予測しています。男女両方もしくはどちらかという指定ができます。同人誌等で男性向けやら女性向けの頒布をする場合はコレを使ってもいいかもしれませんが、まぁだいたい両方を選ぶことが多いかなと思います。
さらにターゲティングを選択するでは、キーワード(ツイート/検索した言葉で絞り込む)で入力した語句をツイートまたは検索したユーザーをターゲティングします。
ぼくは今回は同人音楽系の層にリーチしたかったので、dtm、M3、作曲、同人音楽、試聴、M3秋等、そういったキーワードを打ち込んでいきました。
次に、フォロワー(選択したアカウントのフォロワーとその類似ユーザーで絞り込む)です。
@ユーザー名を入力すると、入力した@ユーザー名のいずれかアカウントのフォロワーに似た興味関心を持つユーザーをターゲティングします。
例えばAというフォロワーさんを指定すると、そのフォロワーのフォロワーとかがマッチします。
興味関心ターゲティング (インタレストターゲティング)では、興味関心カテゴリーによってより幅広いリーチが可能になります。
上記で入力したユーザー名に加えて、入力したカテゴリーのいずれかに関心を持つユーザーがターゲットとして設定されます。ぼくは今回はインディース・音楽情報と入れてみました。
他にもイベントや番組、訪れた地域等でもターゲティングできるみたいです。
そして、プロモツイートを表示させる場所をカスタマイズします。
タイムラインでは、ターゲティングしたオーディエンスのタイムラインにプロモツイートを表示します。公式WebのTLで流れてくるプロモツイートはこっちですね。よくウザがられるアイツです。
プロフィールページとツイートの詳細ページでは、プロフィールページとツイートの詳細ページにアクセスした時にプロモツイートを表示します。
予算の設定
それから、予算を設定します。
1日の上限予算金額を設定する(必須)では、1日の利用金額の上限を設定します。ターゲティングの大小に関わらず上限予算に達した時間帯で広告が止まり、翌日午前0時(アジア/東京時間)に再開されます。これで知らない間に大量にプロモを打って破産!みたいなことはありません。
予算総額を設定する(オプション)では、これを設定すると開始日からの通算利用金額合計が予算に達したときに配信が停止されます。キャンペーン期間中に総額を上回ることはありません。
例えば1日の予算を500円に設定して総予算を2000円に設定すると、だいたい4日間くらい打てることになります。1800円とか2300円とか中途半端な値段に設定すると、だいたい4日目にちょっとだけプロモを打つとか、5日目に突入してこれまたちょっとだけプロモを打つとかいうことになってしまいます。
次に、キャンペーンの最適化を選択します。
リーチが最大になるように最適化ではターゲットオーディエンスのほとんどのアカウントにリーチします。
エンゲージメントを伴うリーチ用に最適化では、エンゲージメントを維持しながらより多くのターゲットオーディエンスにリーチします。
より広い層に拡販したいなら前者、より確実にクリックに繋げたいなら後者を選びましょう。ぼくは後者を選びました。
広告の内容を決定する
最後に、クリエイティブ(ツイート文や画像など広告の内容)を選択します。
既存のツイートをプロモーションするか、新しいツイートを作成できます。このキャンペーンタイプの対象となるすべてのツイートは、以下に表示されます。エンゲージメントの増加を目指す場合は、新しくツイートを作成することをおすすめします。
広告を打つ、プロモーションの顔になるツイートなので、よく考えてツイートを選ぶもしくは作る必要があります。
ぼくはTwitterカードと連携させたツイートを使用したかったので、Web上で新しくツイートを書き込んだ後「オーガニックツイート」でそのツイートを選択しました。また、ここで広告用のツイートを新たに作成することもできます。
ちなみに、ぼくが前回プロモツイートを打ったツイートはこちらになります。
M3秋で頒布するアマチュア音楽レビュー誌『R3Magazine vol.2』頒布価格1000円です。こちらからご覧いただけます。付録BGM集『カフェ・ラウンジで聴くBGM』のクロスフェードもあります! https://t.co/WRzYRBbU5Q
— タチやん(M3秋ありがとうございました! (@mofday) 2016年10月28日
これでプロモツイートの設定は終わりです。キャンペーンを保存してプロモツイートを配信しましょう!お疲れさまでした。
まとめ
プロモツイートのための設定は結構多いと思いますが、これでかなり戦略的に”どのユーザーに向けてプロモーションをするか”を細かく設定できるので、めんどくさがらずに作戦を練りましょう。エンゲージ率10%近くいくとか、やりようによってはそれ以上の効果も見込めるはずです。
そもそも1000インプレッションに対してのコストが200円程度なので、エンゲージ率10%となると100クリック近く稼げます。それだけで拡販にかなり効果があると思います。
まだぼくのように同人での活動にプロモツイートを使ったという人は見かけませんが、これから少しずつ利用する人が増えていったら面白いな~と思い記事を書きました。
プロモーションに対する悪印象も少しずつ払拭できていったらいいですね。
Twitterのプロモーションに対する印象はこの関連する検索キーワードが物語っていると思う…… pic.twitter.com/ospZ9cl1iT
— タチやん(M3秋ありがとうございました! (@mofday) 2016年11月3日
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