アナログゲームのレビューです。こんにちは、夕立P(@Yu_dachiP)です。
つい昨日、仕事帰りに秋葉原に寄って平日のボードゲーム会に合流したのですが、そこでプレイしたゲームがデザイン的にもゲーム的にも面白かったので共有します。
『死ぬまでにピラミッド』とは。
ここは古代エジプト。王は何人かの建築家を呼び出し、命じました。
「わしの墓をつくれ。もっとも巨大な墓をつくったものに褒美を与える。ただしわしが死ぬときまでに完成できなければその場で死刑だ」
さあ大変。みごと誰よりも大きな墓を完成させれば、富と名声はあなたのもの。しかし欲張りすぎて完成が遅れれば殺されてしまいます。
あなたは王の死期を敏感に察し、他の建築家を上回る巨大な墓をつくりあげることができるでしょうか。
ダイスをふって出たピースを使ってピラミッドを建造する、パズルと駆け引きが組み合わさった新しいテーブルゲームです。
この説明文からなんというか、すでに建築家たちの命がけのドタバタ劇が想像できるのが良いです。
どうやって遊ぶの?
この写真のように、5種類のピースを用いてピラミッドを建設します。
どのピースを選べるかはダイスによって決まりますが、正方形の真っ赤なピースは同時に王の残り寿命を表してもいます。
また選べるピースは、ターンの開始時に振るダイスによって決定され、そこからチョイスしていく形になるのでプレイヤーの運も絡んできます。
真っ赤なピースが残り少なくなっても完成の目途が経っていなかったら……処刑までまっしぐら?いやいやそれは勘弁。
大きくて美しい形のピラミッドほどポイントが高いのですが、当然そういうのは完成の難易度やかかる時間の問題が降りかかり、
かといって小さいピラミッドで完成させてしまうと他のプレイヤーに勝てなくなり……といったもどかしさ。
また、王の寿命は前述のとおり真っ赤なピースの残りで決まる、つまりある程度は建築家たちが残り寿命を握っているので
大きいピラミッドを狙っていると、他のプレイヤーが寿命を減らしに来るプレイングに走るかもしれません。なんてひどいやつだ。
むすび
プレイ時間は20分、2~6人までわりと柔軟に遊べます。
パズル×駆け引き×多少の運で、先の展開がボロボロになったりボーナスタイムに入ったりと本当にピラミッドを巡るドタバタ劇が繰り広げられます。
ちなみに掲載している写真手前の、やたら小さいピラミッドがぼくの建築したやつです。
ひとつ前のゲームで全員が完成させられなかったのを見て最序盤に完成させたのですがハッキリとクソムーブでした……
これは別の日にプレイした時に建造したピラミッド。他のプレイヤーと同率1位でした。これくらい大きいのが建てられると気持ちいいです。
紹介ページ https://oinkgms.com/jp/pyramid
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